2025.03.14
過去とこれからを紡ぐリフォーム
築100年を超えるおばあ様が住んでいた日本家屋。
思い出のあるお家を無くすことより、リフォームをしてこれからも一緒に歩んでいくことを決められました。
土壁や梁、長年暮らしを彩ってきた建具など残せるものはできる限り残しながらも段差の解消や断熱化、窓などを再編集し心地よく暮らせる住まいのご提案をさせて頂きました。
昔ながらの『田の字型』の間取り、離れていたキッチンと居間を一体にし家族が自然と集うLDKへと空間を広げ、印象的な書院障子を生かせる位置に玄関を配置し家族を出迎えます。
新たに作った在来工法のゆったりとしたお風呂、家族を見渡しながら家事を楽に行える設備を備えたキッチン。
畳間を半分残した寝室、元々あった欄間や書院はそのままに、違い棚は新たな場所へ移しました。
至る所に思い出を残しながらも、過去とこれからを紡ぎ見守っていく拘りの詰まったお家になりました。