2025.02.15
心ほどく家
玄関ドアを開けると目の前に大谷石の壁。
その存在感はありながら凝灰石の柔らかな質感が、訪れる人を優しく迎え入れてくれます。
周囲を住宅に囲まれた旗竿地に建っていても、窓の配置や間取りの工夫により、外からの視線を気にすることなく、ゆったりと庭の景色を楽しむことができます。
2か所に設けた中庭と、アプローチにある植栽スペースによって、家のどこにいても緑を感じられる設計に。
室内にいながらも四季の移ろいを身近に感じられる、自然と調和した暮らしが実現しました。
キッチンは既製品をベースに、半分だけを造作。
既製品と造作の良さを融合させることで、まるでオーダーキッチンのような佇まいに仕上がり、住まい全体の雰囲気にも美しく馴染んでいます。