2025.05.22

わんちゃんと飼い主さんに寄り添う場所〜プロ同士が本気で向き合った理想の保育園〜前編

SCOL HOUSEのお客様にインタビュー。今回は、2024年4月に店舗を建てられた「MiYUU(みゅー)」さんにお話を伺いました。

2024年4月23日にオープンした、「いぬの保育園」MiYUUさん。「いぬの保育園」とあるように、わんちゃんのお預かり、オンラインしつけ講座、セルフウォッシュなどわんちゃんに関する事業を展開されています。いぬの保育園は有田市にありますが、佐賀市内はもちろん唐津市、長崎市からもお客様が来店されるほどの大人気店です。

佐賀県内の複数の工務店、ハウスメーカーの中から、なぜSCOL HOUSEを選んでくださったのか。その背景には、事業を行う上で欠かせない事情がありました。計画から店舗オープン、そして現在に至るまでのストーリーをご紹介します。

わんちゃんの気持ちがわかる人にお願いしたかった。それがSCOL HOUSEでした

今回お話を伺ったのは、「MiYUU」を手がける株式会社ブラザーズワン代表取締役松本さん。はじめに、オープンに至るまでの背景について振り返っていただきました。

「私達、株式会社ブラザーズワンはわんちゃんに関する事業を展開しています。ドッグ美容、ドッグホテル、フード販売などを行っている『ペットハウス スルーラブありた店』、長崎県川棚町にある『スルーラブおおさき店』はドッグパーク、しつけ教室、ドッグホテルなどが行える総合施設となっています。」

今回新たに建築した、いぬの保育園「MiYUU」の外観。

「既にあるありた店も大切なお店ですが、敷地が限られているため、やりたいことすべてを実現するのは難しいと感じていました。『もっと広くて、もっと自由に、自分の理想を形にできる場所を、地元有田につくりたい』と強く思うようになり、新しい店舗を建てることを決意しました。

いぬの保育園は首都圏では珍しくありませんが、佐賀ではまだ知られていません。だからこそ、この地域に新しい価値を届けたい。わんちゃんたちがのびのび過ごせて、お客様が安心して預けられる。そんな理想の場所を一から作りたかったんです。

すでにある建物を活用するという方法もありましたが、その場合は建物に事業を合わせなければなりません。その方法だと、やりたいことが制限されてしまうと感じ、私はゼロから理想を形にできる新築を選ぶことにしました」

SCOL HOUSEの画像

多久市にあるSCOL CAFE

理想の店舗をつくると決めた松本さんは、まず具体的な計画を立て始めます。そこで知った事業再構築補助金。この補助金を活用して店舗を建てることを計画しますが、この補助金は申請すれば必ず受給できるものではありません。採択されれば、建物の完成や必要書類の提出など、すべてを期日内に終える必要があります。

「採択されてから工務店を探していては期日に間に合わない」と思った松本さんは、採択に向けて書類を準備するのと同時に、自分の理想を形にしてくれる工務店探しも並行して進めました。

「自宅を建てた経験や商工会青年部での活動を通じて、建築関係の方との繋がりはありましたが、私がSCOL HOUSEさんを知ったきっかけは、多久にあるSCOL CAFEでした」

ランチも提供しているSCOL CAFE

「SCOL CAFEではわんちゃんと楽しめるイベントも定期的に開催されていて、『カフェ事業にも興味があるし、自分がイメージしている店舗に近い。』と感じたんです。しかも、社長が愛犬家ということを知って、一気に親近感が湧きましたね。

他の建築会社からもさまざまな提案をいただきましたが、建築とカフェ、両方の知見を持つSCOL HOUSEスタッフの姿を見て、『ここなら信頼できる、任せたい』と自然に思えました。打ち合わせを重ねる中で、社長の仕事への情熱や考え方に感銘を受けましたし、わんちゃんの気持ちを理解してくれる人にお願いしたいという私の思いにもピッタリ合っていました。

佐賀のことを真剣に考え、行動されている姿にも刺激を受け、「自分も有田をもっと盛り上げられるのでは?」と可能性を感じることもできました。だからこそ、SCOL HOUSEさんにお願いしようと決めたんです」と話してくださった松本さん。

SCOL CAFEに隣接するSCOL SHOP

私達、SCOL HOUSEは「生活雑貨のセレクトショップSCOL SHOP」、夢のマイホームを形づくる注文住宅「SCOL HOUSE」、
ホッと一息つける時間と空間を提供する「SCOL CAFE」これら3つのアプローチで一貫した『TO ENJOY LIFE(=人生を楽しむために)』というコンセプトのもといろんな「楽しい」をお届けしています。

そもそも「SCOL」とは、Shifting Concept Of Life の略語であり、「人生の概念を変える」という意味があります。このコンセプトを軸に事業を行っています。皆様ぜひお越しください。

 

伝えたこと以上を汲み取ってくれるヒアリング力に感動しました

入口にあるロゴがとてもキュート。

事業再構築補助金も無事採択され、松本さんとの店舗づくりがスタート。ゼロから店舗を作ることになりましたが、不安や迷いなどはなかったのでしょうか。

「私はこれまで20年間、ペット業界で働いてきました。その中で、『いぬの保育園』『セルフウォッシュ』『お預かりスペース』など、さまざまな機能をひとつの施設にまとめた場をつくりたいという想いがずっとありました。

こうした施設をつくるうえで重要なのが、動線の設計です。どこに何を配置すればスムーズに使えるか、自分の経験をもとに、具体的なイメージはすでに頭の中にできあがっていました。

SCOL HOUSEさんに依頼して最初にそのイメージを共有したので、不安や迷いはなく打ち合わせはとてもスムーズに進みましたね。『こんな空間にしたい』『こういう導線が良い』と理想を具体的に伝えたところ、それをしっかりと受け止めてくださり、空間設計や間取りなど、最初のご提案で納得のいく形にしていただけました」

SCOL SHOPではステーショナリー、小物、アパレル、アウトドアグッズなどを取り揃えています。

SCOL HOUSEは、「お客様の想いをカタチにすること」に本気で向き合う工務店です。お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、1回でご納得いただけるご提案をすることを得意としています。

「建て主側の気持ちになって考える」この想いをスタッフ全員が大切にしているからこそ、スムーズで的確なご提案が可能になります。

ときには、施主様以上に熱くなってしまうこともありますが、それは本当に良い建物を一緒につくりたいという情熱から。決して押し売りはせず、どうすればもっと満足していただける建物になるのかを真剣に考え、ご提案する。それが、私たちプロフェッショナルの役割だと考えています。

ライトアップされるといつもとは違う雰囲気に。

ヒアリングや設計に至るまで、すべて順調に進めていた松本さん。しかし、少しだけ気になることがあったそうです。

「今回、事業再構築補助金を活用して店舗を建築しています。補助金の兼ね合いから決められた期限内に完成・オープンしなければいけません。そのため最も気になったのが『スケジュール通りに建ててもらえるかどうか』です。『他の工事が立て込んでいるので少し待ってください』と言われるような状況では困ってしまいます。

その不安を払拭するために、SCOL HOUSEさんに依頼する前には、建築士の人数や棟梁、大工の体制などを細かく確認。納得したうえでお願いしたところ、実際に工事が始まってからは不安を感じることは一切なく、安心して進めることができました。

打ち合わせの日程調整などやり取りはLINEが中心で、レスポンスも非常に早く、対面での打ち合わせもスムーズ。コミュニケーションで困ることは1度もありませんでした」とお話していただきました。

長年頭の中に描いていた理想の店舗。理想を現実にするために、サポートさせていただきました。そして、いよいよ完成、オープンを迎えることに。後半では、仕事のしやすさ、お客様からどのような声が寄せられたのか。そして、SCOL HOUSEに依頼しようか迷っている方へメッセージをいただきました。

 

わんちゃんと飼い主さんに寄り添う場所〜プロ同士が本気で向き合った理想の保育園〜後編に続く