2023.03.01
木漏れ日の家
オーナー様が目指した家づくりは「何年経っても似合うような家」。
住宅街にある旗竿地であるため、どうしても周りの視線を感じてしまう敷地。
それならばと、横長に伸びる土地の利を活かし、南側に中庭を配置することで
プライバシーや採光が確保でき
仕事から帰っても、リビングにいても、キッチンで作業をしても、
中庭の緑を愛でる設計にしました。
タイルやステンレスのキッチンなど無機質な素材で上質さを持たせつつも、
日本伝統の真壁造りや、オーナー様の故郷で育ったスギの柱や梁、
時間や季節によって光の入り方が緩やかに変化する開放的な窓など
要所に散りばめられた拘りが
日々の暮らしにどこかほっと安らぎを与えてくれる、そんな住まいです。