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2022.12.18

muihaus.

 

皆様こんにちは!

 

本日は最近新しく始まった建売プロジェクトについて、お伝えします。

 

 

SCOLHOUSEは現在メインで行っているのは「注文住宅」ですが、

規格住宅ブランド「ジブンハウス」の取り扱いも行っています。

 

ある日、ジブンハウスの社長の内堀社長とmuiLabの大木社長が

多久までいらっしゃいまして、ご相談いただいたところから今回のプロジェクトが始まりました。

 

muiLabさんは、人生の大半を過ごす家の中の体験に重きを置き、

今では当たり前のようにあるデジタルテクノロジーに

穏やかで心に寄り添ったものをプラスして提供することで、

効率化や利便性だけではなく、人がより人らしく暮らしを送れるような社会を目指している京都のお会社さんです。

 

代表的なのがこちらの「muiボード」。

 

例えば、届いたメッセージに返信を送るのであれば

アルファベットやひらがなの文字をタップして打ち込んで~という返信方法。

これは昨今では誰もが行っているかと思います。

ただ、このmuiボードは、動画を見て頂いたら分かるように、

あえてmuiボードをなぞって書いた手書きのメッセージが

そのまま届くように設計デザインしてあります。

単純にメッセージを届けるだけのデバイスは今では沢山ありますが、

手書きの文字をそのまま送ることで、人の温かさや、ほっとするような穏やかさを与えてくれる、

それがmuiボードの特徴です。

メッセージを送る以外にも、天気予報を知れたり、

タイマー機能があったり(これ、またすごく可愛くて。蝋燭の絵が表示されて時間が経つと火が小さくなっていくタイマーなんですよ…癒)

ラジオが聞けたり、とマルチに活躍してくれる木のボードです。

 

 

もうひとつ。

 

皆さん、子供の頃って柱に背をつけて身長に目印をつけていませんでしたか?

実はこれって日本だけではなく、やり方は違えど世界でも共通する習慣だそうです。

この習慣を柱の記憶に線を引いて刻むことで、過去の記憶や思い出をいつでも引き出すことができ

そこに住まう家族のコミュニケーションツールになるのが

この動画でご紹介している、「柱の記憶」です。

あの時にあの子が描いたあの文字を見返したいな・・・とか、当時の身長を知りたいな・・・と思いついた時に

文字や身長さえ登録しておけば、いつでも引き出すことができます。

 

そんな2つのデジタルテクノロジーを搭載したmuihaus.を

今回、ジブンハウスさんとmuiLabさんで共同開発され、

設計を「伊藤維建築設計事務所」、家具を「レグナテック様」

施工を私たちSCOLHOUSEで担わせていただきました。

 

四方すべての面に設けた大きい窓や、回遊できる動線にすることから

外との繋がりを心地よく感じられる設計と

多久市の豊かな自然が織りなす景色があることで

決して特異な存在ではなく、街に馴染むように存在してあります。

 

個人的には都市部と地方の緑豊かな地域とでは違う雰囲気を持つような気もしていて

地方に存在し、自然豊かで時間軸が比較的ゆっくり感じる多久市の土地だからこそ、

相乗効果によって、設計の魅力がより映える佇まいになったような気がします。

 

先日世界初でお披露目するにあたって、

メディア様向けのプレスデイを行いました。

 

 

 

 

右から伊藤維建築設計事務所伊藤さん/レグナテック樺島社長/muiLabクリエイティブディレクター廣部さん/muiLab大木社長/ジブンハウス内堀社長/SCOLHOUSE笹川

 

5社で力を合わせながら始まった、このmuihaus.建築プロジェクト。

 

完成に至るまで、施工パートでも色んな事を試行錯誤しながら、

それぞれの想いを乗せて完成しました。

 

このmuihaus.で家族の思い出を重ね、多久市の自然と文化の中で

のびのび暮らしてくださるご家族の方々を募集しています。

是非、ご興味ある方は気軽にお問合せください。

まずは家の真ん中に立って、肌でmuihaus.の良さを感じ取っていただければと思います。

 

↓ルームツアー動画がこちら